多摩地域の歴史・文化
今年度のイベント
『多摩のあゆみ』創刊50周年記念シンポジウム
多摩のアーカイブを見つめて
『多摩のあゆみ』は、昭和50年(1975)11月に創刊されました。創刊以来、年に4回発行する「茶の間の郷土誌」として皆さまに親しまれ、今年11月の第200号をもって、創刊50周年を迎えました。
これを記念して、シンポジウムを開催いたします。この50年間は多摩各地に図書館と博物館が次々に開館して、すべての自治体で市町村史が刊行されました。本シンポジウムでは、『多摩のあゆみ』を振りかえり、多摩地域における図書館や博物館の活動、資料アーカイブの状況などを報告いただき、将来を展望いたします。
《報 告》
『多摩のあゆみ』を振りかえる
保坂一房(たましん地域文化財団歴史資料室)
多摩地域の公立図書館─これまでの歩みとこれから─
座間直壯(NPO法人共同保存図書館・多摩理事長)
多摩地域の博物館における連携の進展─博物館・地域・市民の連携─
橋場万里子(多摩市文化振興財団学芸担当係長)
多摩地域の史料調査、市町村史編さん、そしてアーカイブズ
白井哲哉(筑波大学図書館情報メディア系教授)
《パネルディスカッション》
□日 時
□会 場
令和7 年12月13日(土) 午 後2 時~ 4 時30分
me:rise立川(たましん旧本店) 9 階 JR立川駅北口から徒歩約5 分

□参加費
□定 員
□問合せ
無料
80名(先着順、定員を超えた場合は入場をお断りする場合があります)
たましん地域文化財団 TEL 042-574-1360
たましん地域文化財団・東京市町村自治調査会共催「多摩の歴史講座」(第28回)
戦時下の素顔を地形図から読み解く
昭和17年から19年にかけて作成された3000分の1 地形図「東京西部」の原図が国土地理院に保管されています。この原図には、同地形図の印刷図集『多摩地形図』(之潮、2004年)で白抜きとなっていた戦時中の軍事施設や、空襲で破壊される前の姿が克明に描かれています。
戦後80年を迎えた今年の講座は、3000分の1 地形図「東京西部」の原図に注目して、この地形図の成立の背景や当時の多摩地域の景観について、さらには地域史や鉄道史など多角的な視点から読み解きます。
□第1講 10月15日(水) 午後1 時30分〜午後3 時30分
●「戦前に作成された三千分一地形図「東京西部」の全貌─地図を通じた記憶の継承を─」
●講師:石川弘美(国土地理院地理空間情報部情報サービス課指導員)
□第2講 10月29日(水) 午後1 時30分〜午後3 時30分
●「大日本帝国陸地測量部と3000分の1 地形図「東京西部」」
●講師:大木章一(国土交通省国土地理院元院長)
□第3講 11月12日(水) 午後1 時30分〜午後3 時30分
●「昭和期の地図と東京の大縮尺地図」
●講師:芳賀啓(元東京経済大学客員教授)
※講義中に「1953年 東京都3000分の1 地形図」(講師所蔵)を展示します。
□第4講 11月26日(水) 午後1 時30分〜午後3 時30分
●「3000分の1 地形図「東京西部」にみる多摩の鉄道」
●講師:今尾恵介((一財)日本地図センター客員研究員)
□第5講 12月10日(水) 午後1 時30分〜午後3 時30分
●「戦災直前の八王子を3000分の1 地形図「東京西部」から読み解く-街並み、織物工場、田町遊廓など-」
●講師:齊藤勉(多摩地域の戦時下資料研究会)
□場 所
多摩信用金庫府中支店4 階会議室(京王線府中駅南口2 分)

□参加費
□定 員
□申込方法
無料
90名(定員を超えた場合、10月6 日(月)に抽選を行い、当落結果(当選者には受講証)のハガキを送付します。
【通常ハガキによるお申し込み】記入例を参考にお一人様1 枚で下記までお申し込みください。
〒183−0056 府中市寿町1−5−1 府中駅北第二庁舎6 F 多摩交流センター内「多摩の歴史講座」係

【インターネットからのお申し込み】下記フォーム(URLまたは二次元コード)からお申し込みください。

□申込締切
令和7年10月3 日(金)必着
□お問い合わせ
《講座内容について》たましん地域文化財団 TEL 042-574-1360
《お申込みについて》多摩交流センター TEL 042-335-0100
★本講座のオンライン配信
※講座終了後、講演内容を編集した「多摩の歴史講座ONLINE」を配信する予定です。